就労継続支援B型とは

ゆずりは作業所は、就労継続支援B型の事業所です。

障害者の就労を支援する障害福祉サービスの1タイプとなります。

B型以外に、A型と就労移行とがあります。

就労継続支援B型とは

「B型」は雇用契約に基づかず、工賃が支払われる形式。(大阪府の平均月額工賃は約1万円です)
障がいや難病があるため一般企業等で働くことが難しい方に対して、仕事や人と関わることを通じてよりよい生活や生きがいにつながるような機会を提供するサービスです。

就労継続支援A型とは

「A型」は最低賃金(現在大阪府では時給992円)が支払われ、雇用契約を結び利用します。
スタッフによる支援はありますが、就労の対する一定のスキルや能力を求められます。

就労移行とは

「就労移行」は、企業などへの就職をめざし訓練をうけるところで、2年間という利用期間の制限もあります。
就労に必要なスキルを身に付け、企業などでの実習を行ったりします。

ゆずりは作業所の対象者

B型である「ゆずりは作業所」では、以下のような方々が対象になります。

60代
男性
要介護1
脳出血で倒れるもリハビリ病院でかなり回復したが、右半身にマヒが残った。
杖歩行で歩ける。
高齢者の多いデイサービスには通いたくない。
しかし、自宅で閉じこもりがち。身障手帳あり。
40代
男性
高次脳機能障害、記憶障害あり。
自宅内では問題なく過ごせるが、勤務は難しいと言われた。
社会的に居場所がない状態。
50代
女性
要支援2、若年性認知症。
道に迷ったり、金銭管理が難しくなったがADL(着替えやトイレなど)は自立。
地域の中で役割を見出したい。
70代
女性
パーキンソン病、要介護1。
お手伝い好きで、介護される側ではなく、何か役に立つことをしたい。
少しでも収入を得たい。
30代
男性
統合失調症。
一人暮らしなので、人と関わることが少ない。
夜しっかり寝て、朝起き、日中は作業をするといった生活リズムをつけたい。
障害年金だけだと不安なので、収入を増やしたい。
50代
女性
知的障害、療育手帳所持。
以前パート勤務していたがやめてしまった。
年齢的にも一般就労は難しくなってしまった。
楽しく過ごしマイペースで働ける場所を探している。
20代
女性
広汎性発達障害。
大学生のときに療育手帳を取得。
アスペルガー症候群とも診断された。
アルバイトも面接ですべて不採用になってしまう。
マイペースで作業をし過ごせるところを探している。